寒い冬こそ差がつく!店舗経営における「寒さ対策」の重要性

お店の冬の寒さ対策、しっかりできていますか?


「どうせ暖房をつけているから大丈夫」と思いがちですが、特に路面店や大きな開口部を持つ店舗、高い天井の店舗では、暖房効率が非常に悪くなり、お客様の「寒い!」という不満に繋がりかねません。


株式会社MURASEがこれまでの店舗設計・施工で培ってきた知見から見ると、冬の寒さ対策は、単なる快適性の問題に留まりません。経営の根幹に関わる重要な要素なのです。


1.顧客満足度とリピート率の向上

寒い店内で食事をしたり、買い物をしたりするのは、お客様にとって大きなストレスです。

温かく快適な空間は、滞在時間を延ばし、「また来たい」と思わせる重要な要素となります。どんなに素晴らしい商品やサービスも、居心地の悪さで台無しになってしまう可能性があります。

2.従業員の作業効率と健康維持

寒さは集中力を低下させ、手先の動きを鈍らせ、風邪などの健康リスクを高めます。従業員が快適に働ける環境は、質の高いサービス提供を継続するために不可欠です。健康的な職場は、結果として離職率の低下にも繋がります。

3.光熱費の削減とエコへの貢献

暖房効率を上げることは、無駄なエネルギー消費を抑え、高騰する電気代・ガス代の節約に繋がります。これは、持続可能な店舗経営において、コスト管理と環境配慮の両面から非常に重要です。


株式会社MURASEでは、これらの課題を根本から解決するため、建築のプロならではの視点で、設備と建物の両面から総合的な寒さ対策をご提案します。


1. 建物構造から見直す!「熱を逃がさない」断熱改修

どんなに高性能な暖房設備を入れても、建物の「断熱性能」が低ければ、温かい空気はすぐに外へ逃げてしまい、代わりに冷たい外気が侵入し、底冷えの原因となります。熱の出入りをいかに防ぐかが、寒さ対策の土台です。


窓・出入口の「開口部」対策の徹底

店舗において、最も熱が逃げる場所、それが窓やドアなどの「開口部」です。熱の移動の約50%以上が窓からと言われるほど、開口部の対策は決定的な効果を持ちます。

高断熱窓への交換(二重サッシ・Low-E複層ガラス)

既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する二重サッシ(内窓)の導入は、最も効果的な寒さ対策の一つです。窓と窓の間に空気層ができることで断熱性が飛躍的に向上し、ガラス表面の温度が上がるため、不快な結露対策や防音効果も同時に期待できます。また、熱の伝わりを抑える特殊な金属膜(Low-E膜)がコーティングされたLow-E複層ガラスへの交換も、大きな断熱効果を発揮し、窓辺の冷え込みを劇的に改善します。

出入口へのエアーカーテン・ビニールカーテンの設置

お客様の出入りが多い店舗では、ドアの開閉のたびに冷たい外気が大量に侵入し、店内の温かい空気を奪っていきます。出入口上部にエアーカーテンを設置することで、目に見えない空気の壁を作り、冷気の侵入を大幅にカットします。また、見た目を損なわない透明なビニールカーテン(間仕切り)を設置することも、冷気の遮断に効果的でありながら、省エネ効果ももたらします。

「風除室」の設置検討

スペースに余裕がある場合、建物の外と店内の間に風除室を設けることで、冷気の二重シャットアウトが可能です。ドアが二重になることで、冷気が直接店内に流れ込むことを防ぎ、暖房負荷を大きく軽減できます。


壁・天井・床の断熱改修と底冷え対策

目に見えない部分ですが、壁・天井・床からの熱の出入りも見過ごせません。

天井裏・壁への断熱材追加施工

暖かい空気は上に昇るため、天井からの熱損失は非常に大きく、特に古い建物では断熱材が不足しているケースがあります。天井裏に高性能な断熱材を増し打ちする工事は、屋根や上階からの冷え込みを防ぎ、室内の熱を逃がしにくくします。壁についても、内装を剥がして断熱材を充填する、あるいは内側から断熱パネルを貼り付けるなどの方法で、断熱性能を高めます。

床の底冷え対策(床材・床下断熱)

コンクリートむき出しの床やタイル、石材などは熱伝導率が高く、足元からの底冷えを引き起こす最大の原因です。お客様や従業員は、足元が寒いと感じると全身が冷えていると感じます。株式会社MURASEでは、カーペットや木材などの保温性の高い床材への変更、または床下に断熱材を敷き詰める工事(床下断熱)をご提案し、足元からじんわりと温かい空間を実現します。飲食店など、衛生面から床材の変更が難しい場合は、足元に床暖房を導入することも、極めて高い快適性を実現します。

2. 設備で実現!「効率よく暖める」空調システムの最適化

建物の断熱性を高めた上で、暖房設備を効率的に運用することが、快適性と節約の両立に繋がります。暖房の設定温度をいたずらに上げるのではなく、「体感温度」を上げることが重要です。

サーキュレーター・シーリングファンの活用による空気循環

暖かい空気は軽いため、必ず天井付近に溜まり、床付近の冷たい空気と温度差が生じます。この現象を「コールドドラフト」と呼び、足元の不快な寒さの原因となります。これを解消するために、サーキュレーターやシーリングファンで空気の循環を促すことが極めて重要です。

サーキュレーターの配置

天井の暖かい空気を床に下ろし、床の冷たい空気を天井に送り返すことで、室内の温度を均一化し、暖房効率を格段に向上させます。これにより、暖房の設定温度を下げても快適性が維持でき、大幅な節電効果を生みます。

シーリングファン(天井ファン)

特に高い天井を持つ店舗では、最初から大型のシーリングファンを設置することで、店舗全体の空気を常に効率的に循環させ、暖房の効きを体感として高めることができます。デザイン性の高いファンを選ぶことで、インテリアの一部としても機能します。


補助暖房器具の賢い導入とテラス席対策

メインのエアコン暖房だけではカバーしきれない場所や、特別なサービスとして、局所的な暖房器具を効果的に配置します。

客席へのひざ掛け・ブランケットの準備

お客様が自由に使えるブランケットを用意するだけでも、心遣いとして顧客満足度は大きく向上します。特に窓際の席や出入口付近の席には必須のアイテムです。

足元用ヒーター・パネルヒーターの配置

レジカウンターや従業員の作業スペース、あるいは窓際の席など、冷えやすい場所に、ピンポイントで温めるパネルヒーターや足元用ヒーターを設置することで、全体暖房の設定温度をいたずらに上げずに済みます。

テラス席の冬対策

テラス席を冬場も活用したい場合は、上部からのパラソルヒーター(ガス・電気)や、足元を温めるホットカーペット、そして周囲を覆うビニールカーテンの設置が欠かせません。株式会社MURASEは、テラス席の利用率向上に繋がる、安全で効果的な屋外暖房システムの設計・施工も得意としています。


3. まとめ:株式会社MURASEが提供する総合的な寒さ対策

店舗の寒さ対策は、一時的な暖房強化ではなく、建築的な視点から「いかに熱を逃がさないか」という構造の見直しと、「いかに効率よく空気を循環させるか」という設備の工夫の組み合わせが成功の鍵となります。


株式会社MURASEは、店舗様の業態や建物の特性、そしてご予算に合わせて、以下のような総合的な改善プランをご提案します。


開口部対策

熱損失の最大の原因。冷気の侵入を防ぎたい。

高断熱内窓(二重サッシ)の設置、Low-E複層ガラスへの交換、エアーカーテン・間仕切りビニールカーテンの設置、風除室の設置

断熱改修

建物の壁・床・天井から熱が逃げ、底冷えが発生する。

天井裏・壁への断熱材増し打ち、保温性の高い床材への変更、床下断熱材の施工、床暖房の導入

空調効率化

暖かい空気が天井に留まり、足元が寒い(コールドドラフト)。

シーリングファン・サーキュレーターの配置計画と設置、高性能エアコンへの交換

局所暖房

エアコンだけでは届かない窓際やレジ周りが寒い。

従業員・お客様向けパネルヒーター・ひざ掛けなどの備品提案、テラス席ヒーターの設置



寒い冬を乗り切り、お客様に最高の「快適」を提供し続けるために、まずは株式会社MURASEにご相談ください。現地調査を通じて、お客様の店舗に最適な、無理のない寒さ対策プランをご提案させていただきます。


「快適な空間は、お客様の笑顔を、そして売上を作ります。」


株式会社MURASEは、皆様の事業の成功を、建築の力で支えてまいります。

株式会社MURASEにご相談ください現在の店舗の寒さ対策について、具体的なご相談や現地調査のご希望はございませんか?「店舗の構造と予算に合わせた、最適な寒さ対策の提案」を承ります。お気軽にお申し付けください。



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